2006/03/19

逆境ナイン

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ワールド・ベースボール・クラシック準決勝の前に「逆境ナイン」のビデオを見ました。高校野球の甲子園大会地区予選決勝、112点差をつけられた信じられない逆境を9回裏だけで逆転するという驚異のストーリーですが、野球を知らなくても作品を最後まで見るだけで、とにかく元気にさせてくれる作品です。
このビデオを見たらWBCの試合は負ける気がしませんでした。主人公・不屈闘志の名台詞「男の魂 充電完了!」と叫ぶシーンと、韓国戦でスランプを脱して値千金のホームランを放った福留孝介のガッツポーズがダブって見えました。s-gk9_red_sでも、孝介のホームランの場面では、テレビの前の日本人はみんな雄叫びを上げていたでしょう。孝介ありがとう、あの一打で男になったよ。逆境ナインも同じように感動できますよ。(たぶん)
追伸、ココリコの田中が野球部の監督で出ているのですが、主人公役の玉山鉄二が何故か時々ココリコの遠藤に見えてしまいます。

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2005/05/08

交渉人 真下正義

s-mashita
踊る大捜査線のスピンオフムービーとしてネゴシエター・真下正義が主役となった作品「交渉人 真下正義」が封切られました。初日にお台場で観るなんていうのは、ちょっとミーハー染みていますが、エキストラに参加したこともあって気合が入っていました。
観客の入りはそれほどでもなかったのですが、作品は「24」を意識したような時間軸を前面に出した演出で、なかなかの出来栄えでした。あとはネタバレになりそうなので触れませんが、いい作品になっています。脇役がしかっりしているので、ユースケ・サンタマリアのいい面が至るところに出ていました。エンドロールまで楽しめる作品になっていますし、「踊る」のファンじゃなくても十分に楽しめる作品に仕上がっていました。是非是非オススメの作品ですから、劇場の大画面でご覧になって下さい。
追伸、必死になって目を皿のようにしてエキストラのシーンを追っかけたのでしたが、結局わかりませんでした。映っている可能性がかなり高いシーンがあったので、絶対DVDで確認したいと思います。

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2005/04/19

ローレライと宮崎作品

s-lorelei
映画「ローレライ」を観ました。戦争映画というのか密室映画というべきなのかよくわかりませんが、結構面白かったです。ストーリーの強引さは否めませんでしたが、某ハウルの城よりは強引ながらも筋書きがわかりました。ちょっと今回は、「ローレライ」と「ハウル」の比較を独断でしてみますね。
それでは、まずは「ハウル」の感想を簡単に書きます。「ハウル」はちょっと前に観たのですが、最近の宮崎監督作品はメッセージが強すぎるというか、今回のハウルはどうキャッチしていいのかわからないボールを投げつけられたような感じを受けました。それでもファンタジーな画面は相変わらず効果的で、万人受けする手法を採っていましたけど、メッセージ映画みたいな後味の悪さが気になりました。
「ローレライ」も荒唐無稽なストーリーで、“なんでやねん”という疑問符は???連続して付くのですが、使命を果たすという単純なストーリーに最後は納得させられた上に、なんとなく清々しい気分になってしまったのは、妻夫木くんと若い女の子がハッピーエンドだったからでしょうか。結局、同じ戦争映画?でありながら、主人公がピチピチの若い子なのか皺が多いお婆さんなのかが、決定的な違いだったかも知れません。やっぱりおじさん世代にとって、生身の若い子の魅力には、いくら宮崎監督作品でも勝てませんよ。
追伸、ネタバレで大いなる疑問なのですが、原爆って簡単に爆発しないんでしょうか?映画を観たほとんど人は飛行機の爆発とともにキノコ雲が上がると思っていたんじゃないでしょうか?爆発させなかったのは、歴史に従ったからなのかな~それとも予算がなかったのかな~

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2005/04/02

幸せはパリで

s-suisen
昨日は4月1日、エープリール・フールでした。映画「幸せはパリで」の原題は「The April Fools」です。カトリーヌ・ドヌーブが女優として一番輝いていた頃の映画ですが、この映画の主題歌はバート・バカラックが作曲しています。ディオンヌ・ワーイックとの名コンビは有名ですが、映画音楽では「明日に向かって撃て!」の「雨にぬれても」が特に印象的です。バカラックはポピュラー音楽の世界でも、「恋よさようなら」「サンホセへの道」「遥かなる影」を始め数々の名曲を残しています。もう35年くらい前の話ですから、今では記憶の彼方にある曲目です。この頃、日曜日の朝ニッポン放送で「ポップス・ベストテン」を担当していたのが現社長の亀淵昭信さんですから、本当に昔々のお話のような気がします。それにしてもバカラックはいい曲を残してるな~と今でも思ってしまいます。
それにしても、「The April Fools」を「幸せはパリで」という邦題にする映画配給会社のセンスやS&Gの「April Come She Will」を「4月になれば彼女は」なんて訳す担当者のセンスは尊敬してしまいます。
追伸、去年あまり咲かなかったアイリス?が綺麗に花をつけました。今年の桜は少し遅くなりそうですが、桜以外にも春を感じさせるものは身近にあるものですね。

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2005/03/21

食い入る魅力

kurotanitomoka
黒谷友香さんの舞台を観てから、一週間が過ぎようとしている。舞台の出来を云々というよりも彼女の魅力に取り憑かれてしまったような気がする。両側に深くスリットが入ったチャイナドレスを纏って彼女は舞台に登場した。ほぼ舞台の中央で、ちょうど背筋を伸ばした「休め」のようなポーズをとったまま、他の役者のやりとり聴いている。そして、鋭い視線は客席後方を見定めているが、きりっとした表情の中にやや緊張の気配が漂っている。チャイナドレスが彼女のスタイルの良さを一段と引き立てている。同じ姿勢を保っている間、呼吸をするたびに肌に密着したチャイナドレスの腹部が上下しているのがわかる。腹式呼吸を心がけているからなのか、緊張で呼吸が大きくなっているからなのか理由はわからないが、とにかく彼女の腹部がゆっくりと動くことに気がついてからは、それだけでドキドキしてしまうのでした。それからは、お芝居よりもお腹フェチになったように食い入る視線で彼女のお腹ばかり見てしまいました(^^;
それからしばらくして、舞台から客席に彼女が降りて来たのです。手を伸ばせば彼女に届くような席で、間近に彼女が通り過ぎて行きました。上品な顔立ちと柔らかな肩のラインから伸びたほっそりとした腕、そして大胆なスリットから見えるしなやかな脚線美。全身にライトを浴びて、その美しさがしっかりとオーラとなって輝いていました。テレビの中での魅力と女優としての魅力の差を肌で感じることが出来て、今回の舞台は、それだけで幸せでした。役者としての評価はこれからだと思います。ベテランについていくのが必死で、精一杯声を張り上げて演じるだけの芝居でしたが、彼女の女優としての魅力は今回の舞台で大いに開花されたのではないでしょうか。以前、つかさんの舞台に出演していた小西真奈美さんの場合は背中に魅力を感じましたが、今回の黒谷友香さんの場合はお腹に魅力を感じてしまいました。これからは開花された大人の魅力を武器にスケールの大きな女優になることを期待したいと思います。そうそう、舞台の上で見せたドスを効かせた発声を活かして「売春捜査官・北の新地ヴァージョン」なんていうのもありじゃないのかな~
追伸、今夜は映画「クイール」がテレビで放映されます。舞台の時とはまったく感じが違う黒谷さんが見ることができます。でも、この映画を観ると涙、涙、また涙なので、ちょっと花粉症の時期には、追い討ちのようなツライ映画です。
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2005/03/09

つかさんと挿入歌

s-tsurumizu
今週末につかこうへいさんの舞台「熱海殺人事件 平壌から来た女刑事」を観に行く予定にしています。つかさんの魅力のひとつとして、まずは独特なミーハー受け狙いのような音楽の使い方にあると思います。最近はメジャーな曲よりも少しマイナーな曲を選ぶことが多くなり、ミーハー好きにはちょっと残念ですが、挿入歌で舞台を盛り上げるパターンはいつものことです。記憶に残る挿入歌と言えば、ロマンスで流れた「ヤングマン」はインパクトがありました。ウォーターボーイズの先を行くダンスと曲のシンクロは、つかさんならではの演出でした。あとは前にも触れましたが、最近の「熱海」の最高傑作「売春捜査官」の「いとしさとせつなさと心強さと」も強烈でした。あの時のデュエットは歴代の挿入歌の中でもトップクラスだと思います。由見さんと吉田君のコンビ最高でした。インパクトと言えば、これも以前に書きましたが、やっぱりオリジナル曲の「パラダイス」でしょうか。「飛龍伝」で流れるこの曲に合わせてのダンスもつか劇団お得意の見せ所です。
さて、つかさんと言えば「熱海殺人事件」。「熱海殺人事件」と言えば、やっぱりオープニングの「白鳥の湖」です。暗闇の中に鳴り響く電話のベルとこの名曲がかかる度に背筋が寒くなります。また、つかさんの世界に引き込まれるんだという期待感は「白鳥の湖」から始まります。そして、「パピヨンのテーマ」が流れるシーンでは、淀川長治さんが解説していた頃の日曜洋画劇場のエンディングテーマが流れてきた時と同じくらいせつなくなります。最近の「熱海」は、時流を風刺した複雑なストーリー展開と速射砲のようなセリフ回しに観客が取り残されてしまうような印象を受ける時もありますが、根底に流れる「愛する人へのやさしさ」は、やっぱり「熱海」の変わらない良さだと思います。今回の「熱海」でも、せつなく感動させてもらいましょう。
追伸、紀伊国屋ホールと言えば、ストリッパー物語でつかさんの舞台にたった鶴水ルイちゃんはどうしているのでしょうか?もう一度「鶴水スペシャル」でルイちゃんの切れのある踊りが見たいな~彼女の可能性に期待してたのに・・・でも、「ルイルイダンス」と言えば、往年の青春スター太川陽介さんでしょうね。

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2005/03/08

BOSSいいジャン

bossrainbow1この頃、テレビの缶コーヒーのCMで「蒲田行進曲」の階段落ちの場面が出てきます。この場面での名台詞「上がって来いヤス!上がって来い!」「銀ちゃ~ん・・・」いいですね~。風間杜夫さんと平田満さんのやりとりと聞いているだけでゾクゾクしてしまいます。監督・深作欣二さんの映画「蒲田行進曲」は邦画の中では、大好きな作品の一つに挙げられます。小夏をめぐって往年のつか劇団のゴールデンコンビが演じる銀ちゃんとヤスのやりとりは、舞台よりもいい味が出ています。また、この作品のエンディングに流れる「キネマの天使」を聴くと何故か活力が湧いてきます。映画の場面とダブって、まさに「蒲田行進曲」といった感じで元気になる曲です。泣かせる映画もいいですけど、泣かせて笑わせる映画はもっといいですね。それにしても、缶コーヒーのCMで机を這い上がっていく草なぎ君の演技はちょっとマニアックでいいですよね~最近のCMの中では、スマッシュヒットだと思います。それに較べてジョージアはどんどん冴えなくなってきてるよな~
追伸、平田満さんのヤスもいいですけど、舞台で草なぎ君が演じたヤスも良かったな~また、つかさんの作品に出ないのでしょうか。ちなみに、ペンネーム「ギンタロウ」の由来のひとつは、この「蒲田行進曲」の主役「銀四郎」からきています。

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2005/02/09

風の歌を聴け

kazenoutawokike昨日の夜ケーブルテレビでやっていた「風の歌を聴け」をビデオに撮っていたので、忘れないうちに観ました。ATG時代の大森一樹監督の作品です。作品の出来はこんなもんなんだろうという程度の出来でした。やっぱりハルキワールドを映像化することは無理なのかもしれません。導入部分で懐かしい坂田明さんの悲鳴のようなサックスが聴こえてきたところでは、大いに期待したのですが、途中で流れるBGMのセンスがお粗末過ぎた気がします。もう少しハルキワールドに近いBGMだったらいい雰囲気が出せたと思います。でも、室井滋さんのヌードを観ることができました。
あとで調べてみると室井さんのデビュー作品だったようですが、女優さんはよくデビュー作品では裸になりますよね。記憶にあるところだと田中美佐子さんに今井美樹さんに高樹沙耶さんとか結構最初は売れるために何でもありって感じで頑張りますが、あとは隠すのがプロダクションの作戦かも知れません。桑田さんが音楽を担当した「モーニング・ムーンは粗雑に」の高樹澪さん、七瀬なつみさんに黒木瞳さんとまだまだ大勢名前が出てきます。この中では黒木さんだけはいろいろな作品で裸になっていますね。美人かつ脱ぎっぷりの良さが今でも人気を保つ秘訣なのでしょうか。
「風の歌を聴け」ではBGMが失敗だという感想を書きましたが、桑田さんが監督をした「稲村ジェーン」の失敗は清水美砂さんをヌードに出来なかったところにあるような気がします。ラストはやっぱりCGのサーフボードに乗って伝説の波の中で愛し合うシーンだったら、もっと評価が上がったような気がします。(まだシャラポア現象の余韻が・・・)もっと踏み込んで言えば、あの作品の敗因は裸に出来ない清水美砂さんをヒロインにしたことにあるのでしょう。新人女優のデビュー作品にして「稲村ジェーン」の曲の通りの世界が描ければ良かったのでしょうが、桑田さんもあれ以来メガホンを取らないということは映画の世界(ビジネス)の難しさを実感されたのでしょう。でも「風の歌を聴け」と違ってBGMだけは最高でした。特に「希望の轍」大好きです。
追伸、さあ~サッカーです。本当に高原さんがスタメンで出ないのかな~ジーコ監督に「孫子の兵法」を読ませたいものです。

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2005/02/05

思い出の売春捜査官

s-yoshimi
金曜日の夜は末期的集団の新年会でした。樋口一葉が寂しげに飛んでいってしまいましたが、これもお仕事です。それでも作り笑いに疲れてしまい、記事を書くのもこんな時間です。                                   さて、本題です。つかこうへいさんを知ったのは学生時代でした。それからしばらく、つかさんの魅力に引かれ舞台に通っていましたが、仕事が忙しく一時期疎遠になっていました。あるとき近くにつかさんの公演があることを知り、久々に舞台に接してみました。それが由見あかりさん主演の熱海殺人事件「売春捜査官」でした。久々に観るつかさんの演劇でしたが、泣けました。泣いた泣いた泣けました~。それから再びつかさんにハマッていますが、未だに由見さんの世界を超える熱海を観ていません。あの感動は偶然が偶然を呼んだのかもしれません。でも、もう一度紀伊国屋ホールで由見さんの舞台を見ましたが、やっぱり泣けました。                                         今では由見さんの「売春捜査官」を超える演劇に出会うために北区つかこうへい劇団に通っています。来月には紀伊国屋ホールで上演されますが、「売春捜査官」の感動を超える演劇に出会えることを楽しみに出かけて行きたいと思っています。そうそう、最近では一昨年の筧さんの「飛龍伝」も素晴らしい感動を与えてもらいました。あの時の広末さんのオープニングは最高に良かったな~芝居で泣けるっていいですよね。
追伸、由見さんのエンディングの決めのポーズとカーテンコール、そして「いとしさとせつなさと心強さと」そう、あのときの台詞のように「パーフェクト、まさにパーフェクトです」最高でした。

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2005/01/26

オーラと色気と黒谷友香さんと・・・

DSC00338今夜は焼き肉屋さんで新年会でした。もう結構お腹が一杯です。この頃、このブログに熱中してしまい睡眠不足が続いています。ブログに書き込んで内容を修正して、確認して、修正してなんてしていると午前0時を回って1時を過ぎているのです。月火と、もう2日も続いています。当然、仕事中眠いと言ったらあ~りましぇん。メールを読みながら瞼を閉じてしまいます。どうも凝り性なんですよね。でも熱しやすくて冷めやすいかも・・・「ダビスタ」とか「野球つく」とか「みんゴル」とかハマリやすいのです。ゲームに熱中すると夜明けまでなんてこともありました。金曜日から日曜日までやり続けてしまったこともありました。興味の範囲が狭い分だけ深くハマリやすいのですが、あまり長く続かないのです。性格なんでしょうね~    最近チョーヤの梅酒を飲んでいます。少し高そうな入れ物入っています。チョーヤの梅酒と言えば以前CMに出ていたのは黒谷友香さんでしたね。さーらりとした梅酒なんてね。でも、この少し高そうな梅酒はちっともさーらりとしていません。少しドロッとしていますが、その分旨味が出ていると言った感じです。       今度つかこうへいさんのお芝居に黒谷友香さんが出演されるのですが、さーらりとした感じになるのか、それとも少しは旨味のある演技をみせてくれるのか今から楽しみです。スタイル抜群だからちょっと演技に集中できなかったりして、去年の黒木メイサちゃんは、水野刑事役には色気の点で少し物足りなさがありましたが、物怖じしない態度は、将来の大物を予感させるものがありました。締まったウエストも良かった~若さっていいな~      今度の黒谷さんには演技力というより、まずはお色気に期待したいと思いますが、動機が不純でしょうか。でも、女優の魅力は華になれるかどうかですから色気は大切です。特に20代後半からはさーらりとした色気がなければ、ピリッとしないキムチのようなもんですよ。ピリッとしているからキムチいい~なんてね。黒谷友香さんに舞台から見つめられたらどうしようかな~影響受けやすいから、すぐに黒谷さんの信者になったりして・・・前歴が多いから冗談じゃないかも知れない。     どうも焼き肉で余計なホルモンを取りすぎてきたようです。今夜はこの辺で眠ります。それでは、また。   追伸、むか~し、黒タイツ姿のかとうかずこさんをつかさんの舞台で見た時、もの凄い色気を感じたことがありました。やっぱり、オーラって色気なのかな~黒谷友香さんで検証してみよう!
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