2006/12/31

越後湯沢の中野屋

Nakanoya2へぎそばと言えば新潟の名物ですが、この中野屋のお蕎麦はへぎそばの王道を行くものではないでしょうか。喉越しの良さは普通のお蕎麦と格段の差があります。ぷりぷりとしたお蕎麦を味わうには、やっぱりへぎそばが一番ですね。お蕎麦と一緒に天ぷらも是非頼んでみて下さい。さくさくとした歯ざわりと素材の旨みが引き出された仕上がりは老舗の技を感じさせます。(舞茸の美味しさは特に抜群です)越後湯沢にお越しの際は是非とも中野屋さんにお立ち寄り下さい。へぎそばの真髄が味わえると思います。Nakanotenpura
今年もいいかげんに更新してしまいましたが、美味しいものにめぐり合う楽しさはいつまでも大切にしたいと思います。
大晦日は年越し蕎麦を食べる人が多いと思いますので、今年最後の記事はお蕎麦にしてみましたが、この越後湯沢の中野屋はお蕎麦も天ぷらも大変美味しいお店だと思います。
それでは、皆様よいお年をお迎え下さい。

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2006/09/20

ひやおろしの季節

Hiyaoroshi今年も日本酒が美味しくなる季節が訪れました。ひと夏を越して旨さを増したお酒たちが顔を出す嬉しい季節です。
そして、今年も「黒龍のひやおろし」を入手しました。去年もちょうどこの時期に入手しましたが、一年経つのは早いものですね。お酒で季節感が味わえるようになってきたのも、なんとなくうれしいです。初しぼり、霞酒、あらばしり、ひやおろし、と季節の中でいろいろなお酒にめぐり合えます。蔵元の愛情がこもったお酒をひと口味わうと、なんだか妙に感慨深くなってしまいます。秋の夜長、このお酒を飲みながらゆったりとした時間を楽しみたいと思います。

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2006/09/01

九段一茶庵

久しぶりに記事を更新します。
「九段一茶庵」このお店の雰囲気が好きです。先日お邪魔したら、お店に入って右側の小上がりが掘り炬燵のように改装されていました。座り心地が良くなったみたいですから、長居をする人が多くなってしまうでしょうね。(小粋じゃないですが)出来立てのお豆腐や鴨焼きは絶品ですね。鉄瓶に入って出てくるお酒もここで飲むと一段と美味しく感じられます。
Dsc04238そして、写真は五色蕎麦ですね。左からせいろ、木の芽、田舎、抹茶、けしの実の蕎麦です。一茶庵系の真髄というべき変わり蕎麦ですが、単品ではトマト蕎麦もありました。(期間限定でした)五色蕎麦の中では木の芽蕎麦が秀逸でした。一口食すと口の中に木の芽の爽やかな香りが広がり、季節感を大切にする職人の粋な計らいを実感することができました。

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2006/05/01

にんにくや五右衛門

久しぶりに更新です。前回の更新から一ヶ月が過ぎ、とうとうGWになりましたね。最近スタミナ不足を感じていたので、新宿タカシマヤにある「にんにく五右衛門」に食事に行きました。
Gw_beer
まずは、ビールですね。やっぱり最初にビールを飲むと食欲が湧いてきます。休日ですからランチビールはまた格別ですね。久しぶりにキリンビールを飲んでいるような気がします。第3のビールと違って本物のビールはうまいです。麦から作っているな~なんて思ってしまいました。
でも、あんまり飲んでしまうとせっかくのスタミナ料理が食べられませんから、ほどほどにしました。
Tontoroninniku
これは豚トロの鉄板焼きです。薬味にネギとニンニクのみじん切りがかかっています。カリカリとした食感とネギとニンニクのシャキっとした感触が合いますね。これひと切れでビールが何杯もいけちゃう感じです。これ以外にもネギチジミとサラダをいただきました。ニンニク料理は美味しいのですが、知らないうちに周りの人に迷惑をかけていることが多いので、気をつけようと思ってお店を出たのですが、途中ですっかり忘れてしまいました。
追伸、久しぶりなので写真のポップアップを大画面にしてみました。ちょっと迫力があるでしょ。

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2006/03/13

好きな場所

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ずっと更新しないまま一ヶ月が過ぎてしまいました。忙しかったわけではなかったのですが、何だか後ろ向きに歩いていた気がします。そんな気分になった時には、「しながわ翁」の美味しいお酒と美味しいお蕎麦が食べたくなります。ひとりで行くには勿体ないのでなかなか行けませんが、行きたいモードになってます。(でも、行けないんだよな~)この写真のシラスおろしは背筋がしゃきっとなります。お酒の美味しさがリフレッシュされるオススメのおつまみですね。
追伸、お蕎麦屋さんなので長居はできませんが、本当に居心地の良い場所です。

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金沢・1泊2日の旅(食べ物編2)

s-tenpura
こちらは天ぷらですが、地元の野菜である加賀大根の金時草と加賀蓮根を食べることに熱中していたので、一緒に出てきたお魚が何だったか忘れてしまいました。お塩でいただく加賀野菜は素朴な味がしました。京都と同じように独特な野菜に触れることができるのも金沢の良さですね。

s-buridaikon
そして、これが定番のブリ大根ですね。この頃にはお腹が一杯になってきて食べる速度が遅くなってきていました。本当は単品で白エビや梅貝も食べたかったのですが、とてもそこまで注文するお腹の余裕はなくなっていました。

s-daimyomakis-arajiru

そして最後は大名巻とあら汁ですが、稚貝やいろいろなお魚の出汁が出ているあら汁はお味噌汁の3倍くらいの量でしたが、気合で飲み干しました。

s-wateshoku
翌日は宿泊先の金沢都ホテルの7階にある「杜若」で朝食をいただきました。金沢は美味しい水が豊富にあるような感じがしますが、お店でいただくご飯やお味噌汁はどこも大変美味しく感じられました。
この和定食のご飯もおかずがいらないくらい美味しいお米でした。


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お昼は香林坊のアトリオ(老舗百貨店・大和)の8階にある鮨処「吉祥」の治部煮と寿司セットをいただきました。ランチメニューでしたが、小振りで上品なお寿司でした。追加で能登牡蠣と蟹味噌握りにからし菜巻きを頼みました。せっかく海の幸を期待して注文した割にはいささか上品過ぎました。もう少しネタもご飯もボリュームがほしいと思いました。治部煮は具沢山で美味しくいただけただけに残念でした。


夕食は以前の記事に書いたとおり、金沢駅にある百番街で「柿の葉寿し」と「たらばの棒寿し」を買って自宅で食べました。お昼から夕食のまで間はお土産屋さんで試食ばかりしていたので、ほとんど満腹状態でした。

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2006/02/14

金沢・1泊2日の旅(食べ物編1)

s-asashoku1日目 朝食は羽田空港で買った380円のサンドイッチです。旅先で美味しいものを食べようと思っていたので、まずは軽い食事です。羽田空港では「空弁」が話題なので、美味しそうなものがないかといろいろと探しましたが、どれもいい値段がついていました。
その中で、このサンドイッチだけは格安のプライスでした。

s-oden昼食は金沢駅百番街にある老舗「黒百合」さんのおでん定食・680円です。薄味のお汁なのに十分味がしみ込んでいました。もっといろいろなものを食べてみたかったです。一番美味しそうに見えたのが、まるごと汁に漬かっていた大きな梅貝です。東京では見ることのない生麩もありました。

s-omise夕食は近江町市場の「井ノ弥」さんです。8年くらい前にお邪魔しましたが、中村孝明に似た大将が元気そうにいい仕事をしてくれます。以前よりお店が大きくなっていましたが、今回も同じように美味しさに感動しました。余計なことかも知れませんが、相変わらずアルバイトの女の子は美人ぞろいです。3千円のおまかせコースを注文しました。

s-shirako最初の一皿は、右からからし菜漬けと筍と蛍烏賊の酢味噌和えに、真ん中の小皿の中には白子の紅葉おろし添えが入っています。左側はアンコウの肝の上にイクラを乗せたものと海老が出てきました。初めはビールを飲んでいましたが、この一皿を見てから地元のお酒「福正宗」の熱燗に変更しました。

s-koubako
次は香箱蟹の酢の物でした。外子のプチプチとした食感と内子の濃厚な風味と両方とも味わうことができました。漁の時期は終わっていたはずなので食べることはできないと思っていただけに、香箱蟹にめぐり合えて幸せでした。


s-osashimiそして、これが刺身の盛り合わせです。ボリューム満天でした。新鮮な魚介類ですからどれも美味しかったのですが、脂が乗った寒ぶりや初めて食べたガス海老のねっとりとした甘みは特に印象に残っています。全部で12種類(鯛、鱈、ガス海老、きびなご、万寿貝、中トロ、寒ぶり、甘エビ、ウニ、平目、平目の縁側、イカ)の味わいを楽しめました。


井ノ弥さんのおまかせコースはまだまだ続きますが、長くなりそうなので次回へと続きます。

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2006/02/13

芝寿し たらば棒寿し

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昨日の夜、帰路が飛行機の機材故障で1時間半ほど遅れるというアクシデントはありましたが、無事に帰ってきました。金沢名物の柿の葉寿司と季節限定(限定という言葉に弱い)のたらばの棒寿しを夕飯のお弁当として買ってきましたが、「芝寿し」さんのたらばの棒寿しは特に美味しかったです。
カニカニカニといったカニの味は強く感じはしないのですが、棒寿司らしくないふんわりとしたご飯の上に酸っぱくないカニと錦糸玉子が柔らかく乗っています。こんなにご飯の美味しさを感じられる棒寿司に初めて出会いました。タラバガニと金沢が結びつかないので、そんなに期待していなかったのですが(失礼)大満足のお弁当でした。季節限定のお弁当ですから、冬の時期に金沢へお出掛けした際は是非是非探して見て下さい。
s-bousushi
追伸、芝寿しさんのHP旬味三昧ということで冬季限定の3種類がセットになった通販の申し込みをやっていましたが、バラでも発送可能とのこです。この品オススメの一品ですから取り寄せでお試し下さい。

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2006/01/30

沖縄食堂 でいご

s-okinawa
東京駅近くのPCPビルの地下にある沖縄料理のお店「でいご」のオリジナルカクテル「ていだ(太陽)」です。泡盛をピーチネクターで割ったのではないかと思います。口当たりが良くてグイグイいけますから、すぐに酔ってしまいそうな危ない飲み物ですね。場所柄多少お値段は高めの設定ですが、お店のさり気ないサービスは好感がもてます。s-DSC02675
お店の看板メニュー「琉球コラーゲン中身鍋」(醤油)をいただきましたが、豚骨と鶏がらベースの濃厚なスープで柔らかなモツとお豆腐がいっぱい入っています。ピリ辛の味付けではないのですが、体の芯から温まる感じがします。鍋の〆に沖縄そばを追加して食べましたが、鍋の美味しさが麺にしみ込んで幸せな気分に浸れました。
追伸、上品な盛り付けがお値打ち感を低くしていますが、沖縄の居酒屋の雰囲気が味わえる気がします。(沖縄には行ったことがないのですが。。。)

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2006/01/18

いば昇 櫃まぶし

s-ibasho今ではすっかり食べ物屋さんの紹介ブログになってしまいましたが、このブログも知らない間に1年を経過していました。初めは日記ブログとして真面目に毎日ブログを更新していましたので、1年間で載せた記事は172件でした。一時期は一ヶ月に2件か3件しか更新しなかった時もありましたが、結果的には約2日に一度のペースとなりました。
今年もいい加減な更新のペースになると思いますが、よろしくお願いします。とりあえず、一年経ったということで去年一番感動した「いば昇」さんの櫃まぶしの写真を載せてみました。(お店が少し暗かったので、美味しそうな写真でなくてスミマセン)名古屋の老舗鰻料理屋・いば昇に行くとほとんどの人が櫃まぶしを注文されますが、食べて絶対損はしません。鰻がお櫃全体に目一杯乗っかってでてきます。蓋を開けた瞬間から幸せな気持ちに浸れますよ。
追伸、せっかくならお吸い物はサービスにしてもらいたいですね。

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