所沢の夜 ドラ特殊球に散る

ドラ対西武のテレビ中継がなく、ＰＣで試合経過を追っていました。相手ピッチャー帆足のほとんどの投球は、ＹＡＨＯＯ！スポーツ球種表示の☆印・特殊球でした。珍しく左投手対策用のドラ打線を組んだにも拘らず、画面の情報から伝わってくるのは、凡打の山しかありません。
それでも同点の７回から中華丼を食べながら、山本昌の勝利を信じて手動更新を必死にクリックしていました。そして迎えた最終回、リリーフ岡本の２球目のど真ん中のストレートをカブレラがファールにしたと喜んでクリックしてみると、既に試合終了になっていました。そして更新された画面には、ライト方向に向って弧を描いた軌跡が虚しく残っていました。球種は真ん中低めのフォークボール。
特殊球を打てず、中途半端に一発を浴びてドーンと終わってしまったゲームを象徴するかのように、ひと口だけ残った中華丼が「中途半端丼」と化して、食卓の上で寂しげに語りかけているようでしたが、こんなゲーム展開に文学的な表現など似合うはずもなく、一気に捨てられてしまったのでした。
とりあえずビール。口直しにビール。明日のためにビール。ビールでクールダウン＆お清め＆景気づけです！